カセットテープ・レコード

【ソノシートマニア】裕ちゃんとたのしく-石原裕次郎

2019/01/31

日本の芸能界の大御所といえばこの方をおいては語れないでしょう。それは石原裕次郎。しかし裕次郎といっても私の世代では「太陽にほえろ!」のボスが最も強い印象として残っています。もしくは「西部警察」など刑事ドラマの貫禄ある俳優としてしか知りません。アイドルや歌手としての裕次郎を思い出すのは私よりも上の年代の方々のはず。

スポンサーリンク

ソノシートではなく、フォノシート?

そんな歌手として知らない石原裕次郎のソノシートを入手しました。タイトルは「裕ちゃんとたのしく9」。「9」って番記があるということはこれが9作目のソノシートということですね。調べてみると特集号を除いても「裕ちゃんとたのしく」は第十集まで発行されたようです。これだけシリーズが続いていたのもそれだけ人気があった証拠。ちなみにこのシリーズはソノシートではなく、フォノシートと名付けられています。

裏表紙は浅岡ルリ子とのツーショット。今見ても決まってますね。かっこいいです。

一般のソノシート版の薄いものよりも厚手のしっかりしたもの。一冊に3枚のフォノシートが入っていて計6曲を収録。

収録曲で知っているタイトルは「夜霧よ今夜も有難う」のみ。さすが昭和の大ヒット曲なのでタイトルだけは知ってました。この曲を作ったのがこちらの浜口先生。この冊子の中でも紹介されていました。

改めて「夜霧よ今夜も有難う」を聴いてみると泣きのサックスが心に響きます。昭和42年に大ヒットした当時は、このようなムード歌謡の全盛期でした。

他の曲も知らないながらも聴いてみると当時絶大に支持されていた裕次郎の魅力が少しずつ分かる感じがしてきます。

昭和歌謡の大御所のソノシートは、発売されていた枚数も多いので今でも入手することは難しくないものが多いはず。これからじっくりと他の曲も味わってみたいです。

  • 当ページのリンクには広告が含まれています

-カセットテープ・レコード