【ラジオ100周年】ラジオ体操会発祥の地は秋葉原の近くの公園
ラジオ放送が開始されて3年後に始まったラジオ体操の放送。その後、現在のように公園など広場で集まって集団で体操を行なった最初の地を訪ねてみました。
神田万世橋署の巡査が始めたラジオ体操の会から始まった
1928年(昭和3年)に始まったラジオ体操放送。当初は東京中央放送局からの放送だったものが、翌年からは全国放送になります。このラジオ体操の放送を利用して公園で集まり体操を行なおうと始めたのが1930年(昭和5年)のことでした。
その最初にラジオ体操の会が行われたのが当時の千代田区にある佐久間小学校。現在は跡地が佐久間公園に整備されています。当時の万世橋警察署の面髙巡査が声をかけて「早起きラジオ体操会」が始めたのがラジオ体操の会の最初とされています。
JR秋葉原駅から総武線本線沿いを東に行くと佐久間公園にたどり着きます。現在は周辺はビルに囲まれていて都会のオアシス的な空間として地域の人に活用されています。
佐久間公園にはこのラジオ体操会発祥の地について解説している記念碑が建てられています。
歴史あるラジオ番組のひとつであるラジオ体操の歴史からラジオの変遷をひも解いてみるのも面白いかもしれません。
佐久間公園
東京都千代田区神田佐久間町3-21
JR秋葉原駅昭和通口より徒歩6分
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