一眼デジカメをピンホールカメラにする方法
以前に一眼レフやミラーレスのデジカメを購入したけども最近はスマホでばかりで写真を撮っていて使ってないというユーザーや型が古くなった一眼デジカメを処分しようかと思っている方も多いのではないでしょうか。古くなった一眼デジカメもまだまだ使い方によっては楽しく撮影ができます。今回は一眼デジカメをピンホールカメラに作り変える方法を紹介します。
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ボディキャップをピンホールレンズに作り変えるだけ
ピンホールカメラはカメラの基礎原理を応用したもので箱に針穴を開けたものでも撮影が可能です。一眼デジカメを使ってピンホールカメラ撮影をするにはボディキャップをピンホールレンズに作り変えれるだけで準備はOKです。それではボディキャップをピンホールレンズに作り変えてみましょう。
今回使うカメラはオリンパス E-PL1。ミラーレス機としてPLシリーズとして登場した初号機です。このカメラはマイクロフォーサーズなのでオリンパスかルミックスのボディキャップを使用します。ここではルミックスのボディキャップを選択しました。
まずボディキャップの裏面にセンターの場所に印をつけます。コンパスがあればセンターの位置がわかりやすいです。
センターの位置が取れたら、その位置に穴を開けます。電動ドリルやキリのようなもの使ってもいいですが、ここでは半田ごての熱を使い穴を開けます。
穴が開いたら、穴の周辺のバリなどもサンドペーパー等を使って落としておきましょう。
穴の上に幕にあたるものを貼り付けます。これはアルミホイルでも代用できます。ここでは黒く印刷されたクリアファイルを小さく切り取ったものを使用しました。光が漏れないように四隅をテープで貼ります。
幕が貼れたら、中央に針などを使って穴を開けます。この穴の大きさと形が撮影した時の画像に影響します。穴の大きさはレンズの絞りに該当しますが大きすぎると画像がはっきりと写りにくくなります。
ボディキャップのピンホールレンズができたら、ボディに取り付ければ撮影が可能です。
撮影モードはマニュアルの「M」に設定します。シャッター速度を変えていけば一眼デジカメのモニターで写り具合が確認できます。シャッター速度は明るさにより変えていきます。
このピンホールカメラで撮影した写真。しっかりと被写体が撮れています。どこかはっきりしないピントが柔らかみがあり、アナログ感がある撮影が楽しめます。
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