フィルムカメラ

今も買える写真フイルムの種類

2019/01/30

年々生産されるのがすくなくなっているフイルムカメラに使うフイルム。少なくはなってもまだ製造されている製品がーはあります。その種類も様々。撮りたいイメージに合わせた的確なフイルム選びをすることがフイルムカメラ撮影の第一歩です。

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モノクロ(白黒)フイルム

モノクロ(白黒)フイルムは、現在でもフイルム撮影ではよく使われます。フイルムの現像プロセスも簡単で個人でも現像処理を行うこともできます。

モノクロフイルム

ISO感度は、100から400のタイプが主流。ISO25や50といった低感度フイルムやISO3200の高感度のものも現行発売されているようです。

モノクロフイルムを選ぶ際はまずはISO感度で選択してみましょう。
例えばISO100とISO200の違いは100と比べて200は2倍光に対して敏感になり、その分速いシャッタースピードで撮影ができるようになります。暗い場所で撮影しできるだけシャッタースピードを速くしたい場合は高感度フイルムを選ぶというような選択方法があります。ISO感度が高くなるほど画質が粗くなるというデメリットもあるのでどのようなプリントに仕上げたいのかを総合的に考えて判断するのがいいでしょう。

現行販売されているモノクロフイルムの一例です。

カラーネガフイルム

カラーフイルム

カラーフイルムはその名の通りカラープリントするときに使うフイルムです。
ISO感度の違いはモノクロフイルムで説明したことと同じです。しかし、カラーフイルムの場合は、色温度設定されている点か異なります。この色温度設定とは、デジタルカメラのホワイトバランス設定の部分と同じ意味です。

一般的に使われるカラーフイルムはデイライト設定されたものです。デイライトでは、色温度5500度K - 5900度Kくらいの範囲で設定されています。デジタルカメラのように途中でホワイトバランスを変更することはできません。色味を変えたい場合はカラーレンズフィルターを用いて変更します。

カラーリバーサル(ポジ)フイルム

リバーサルフイルムは、撮影した画像が反転することなくそのまま画像としてフイルムに記録できるフイルムのこと。ポジフイルムとも呼ばれ、スライド用や印刷原稿用などの目的用途で使われることが多いフイルムです。

撮影した露出のまま画像が記録されるので露出の過不足なく撮影を行う必要があり、扱うにはやや難易度が高い種類のフイルムです。特にスライド用や紙媒体の印刷に使うのでなければあえて選ぶ必要は少ないでしょう。

110フイルム

110フイルム

ポケットカメラなどに使われるカートリッジに入ったタイプのフイルム。
現在ではトイカメラの一部で使われるフイルム。サイズは16mm幅で、カラーネガフイルムとモノクロフイルムがあります。カートリッジに入っているのでカメラへの装填は簡単に行えます。

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