写真プリントを楽しむ
2019/01/30
撮影した写真はプリントなどに仕上げて終わりではありません。気に入った写真はやはり飾って鑑賞するのがおすすめ。大好きな写真はどれだけ眺めていても飽きないものです。
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フレームに入れて写真を引き立てる
写真プリントはそのまま直に壁に貼っても観賞用として使えますが、フレームに入れるとより写真が引き立ちます。フレームに入れるということは、いわば写真を着飾らせるようなものと同じかもしれません。
写真の雰囲気に合ったフレームの材質やカラーをセレクトするのも楽しいですし、家の中のどこにフレームを飾るのかを探してみると違う家での過ごし方を見つけることにつながるかもしれません。
最初はプリントサイズにぴったり合ったフレームに直接写真を入れて飾るのが簡単な方法。フレームは安いものであれば百円ショップでも購入できるので、まず試してみたい場合は安価なものからスタートさせてみるのがいいでしょう。
本格的な額装をしたいのであれば写真をマット加工してそれをフレームに入れます。マットに入れるとさらに写真が引き立って見えてきます。フレーム加工する写真がたまってきたら写真展を開くことを考えてみても楽しいですね。
フレームにはマット額装をすると写真が引き締まる
フレームに入れる場合、写真をマットに額装してからフレームに入れるとさらに引き締まった印象を与えます。マットとは額装用の厚紙で、写真のサイズに合わせて斜めにカットします。このカッティングは専用のカッターを使うので、画材店などに頼んで作ってもらうのが確実です。フレームの大きさにマットのサイズも合わせるので、オーダーする際に写真プリントを持参して相談します。
マットに写真を張る際のテープも一般で使われるテープを使うと、経年ごとに接着材が変色して写真にシミなどをつけることがあります。画材店でオーダーすれば中性紙に無酸性糊を使った額装用の専用テープで貼ってくれます。自分で修復するときにも写真プリントに直接貼るテープは選んで使いたいところです。
ポストカードで送って楽しむ
ポストカードにして誰かに送るというのも写真の楽しみ方のひとつ。写真プリント店に依頼すればポストカードは簡単に作ることができます。デジタルデータに変換してあれば家庭用プリンターでもポストカード用紙にプリントすればOK。
受け取った側も楽しんでもらえるような写真をセレクトして定期的に送れば、写真を撮る励みにもなりますし、受け取る側も楽しみに待っていてくれるかもしれません。
デジタルデータなら様々なものにプリント可能
フイルムのプリントをデジタルスキャンさせてデジタルデータにすればプリンとの幅はさらに広がります。デジタルプリンターで印刷可能な範囲の媒体にはすべてプリントができますし、専門店に持ち込めば家庭用プリンターを超えた物への印刷も可能です。
上の写真は和紙にプリントしたもの。元はポジフイルムで撮影した写真です。ポジフイルムをデジタルスキャンしてデジタルデータを起こし、それを和紙に印刷するという工程で作りました。
上の写真はキャンパス系の布にプリントをしたもの。出力センターなどにある大型のプリンターではこのような厚みのある生地に写真をプリントすることも可能です。
上の二枚ともサイズも大きいものなので、スキャンから印刷まではすべて専門業者に依頼して作ったプリントです。すべてを自分でやろうとすると限界がありますが、専門店などを頼ればできる範囲は格段と広がります。プリントは撮影とは別と考えて専門店に依頼してしまったほうが確実にいい仕上がりのプリントは得られます。
今では陶器や布地などへのプリント、ケーキなど食べるものへの写真のプリントができるようです。使い方次第でサプライズな写真の楽しみ方ができそうです。
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