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Musitrend レコードプレーヤー スーツケース型 を使ってみた

2019/01/31

手軽に使えるレコードプレーヤーを探していました。条件としては、備え付けタイプではなく持ち運びできるタイプのもの、そしてレコード音源をデジタルデータに変換にできるものという二つに絞り込んだところ、スペックが該当するレコードプレーヤーを3機種見つけました。それらがこちら。

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携帯できてデジタルデータ変換できるレコードプレーヤー

携帯タイプののレコードプレーヤーを探してみると案外種類はあります。機能やサイズなども様々で入門用のレコードプレーヤーとして選んでみるのもよさそうです。

ION Audio スピーカー内蔵 スーツケース型レコードプレーヤーは、バッテリーが内蔵型と単三電池型から選択するタイプ。ただ、バッテリー内蔵型にはACアダプターの同梱がなくUSBケーブルを介しての充電しかできないとのこと。この点をマイナスとしました。

フォノクリッパーPT-300は、ポータブルタイプの形状がユニークで値段も安価。ただカスタマーレビューを読んでみると一様に「回転が速い」との記述が目に付きます。テーブルの回転速度が速めになっているのは間違いない模様。すてべのレコードがアップテンポでしか聞けないプレーヤー、ある意味おもしろいかもしれませんが今回はパスしました。

Musitrend レコードプレーヤー スーツケース型、こちらとION Audio スピーカー内蔵 スーツケース型レコードプレーヤーを見比べてみるとほとんど形状は同じ。元は同じ機材をロゴなどを変えて別メーカーのものとして出すというチャイナ製品にはよくあるパターン。ひょっとするとこのふたつのプレーヤーもそれに該当するかもしれません。ただ、こちらの機種にはACアダプターが同梱されており、交換針もセットされているとのこと。

この3機種から最終的にMusitrend レコードプレーヤーを購入することに決定!

Musitrend レコードプレーヤー スーツケース型

スーツケースを開くと真っ赤なカラーが目を引きます。情熱的にレコードを聴けそう。他にもパステル調のブルーの機種もあり、それの内部はホワイトのカラーリングです。

スーツケースのサイズは、約35.3x25.7x11.5センチ。小ぶりのアタッシュケースといった感じ。持ち歩くにもコンパクトな大きさです。ケースの素材は木製でビニールレザーが貼られています。

ターンテーブル部分は、すべてプラスチック製。安価なプレーヤーですから素材に期待はいたしません。

コントロールパネル部分。レコードをかけるにはボリュームつまみにもなっているスイッチを回して、レコードを乗せてトーンアームレバーでアームをあげて針を落とすだけ。上部についているのは、USBメモリーとSDカードのコントロールボタンです。

この機種でUSBメモリーとSDカードにレコード音源をデジタル録音をすることもできます。さらにUSBメモリーとSDカードの音源を再生することも可能です。

内蔵スピーカーは、ケースの上部に二つついています。レコードプレーヤーとしてケースを横にしたときにスピーカーが前に向く形。

音質は特上というわけにはいきませんが、パソコンの内蔵スピーカーで再生するよりははるかに上質。とりあえずレコードをステレオ再生して聴きたいというビギナーならまあ満足できる範囲というのが個人的感想。なによりこのスーツケースを持ちあるけばレコードを再生できるということがこの機種のメリットで音の質を求めるものではないというのが前提でしょう。

ケース横にあるUSB端子とSDカードリーダーの挿入口。USBは2.0対応。

ケースの底面にある電源アダプター、RCAジャック、AUXジャック口。外部スピーカーにつなぐことができます。ヘッドホンの3.5ミリステレオミニジャックは内部のコントロールパネルにあります。

交換針はスペアが同梱されています。

使用されている針のスペックはこちら。
スタイラス圧力:5グラム(4~6グラム)宝石スタイリムアルミニウム針棒。周波数応答:80-10000Hz。出力電圧(1Kヘルツ、3.54センチメートル/秒で):150ミリボルト〜300ミリボルト。チャンネル分離(1kHzで):10dB以上。トラッキング力:5.0g(4〜6g)。(スペック表から引用)

交換針を購入したいときはこちらが該当とのこと。(ただし各自で使用機種に合うかはご確認ください)

LPレコードを乗せるとスーツケースよりはみ出ます。上ぶたは開けたままでレコード再生が可能です。

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