【ソノシートマニア】ブルース・リーの武道哲学を聴く
2019/01/31
ソノシートは、雑誌の付録としてついていたものが多いですが今回紹介するソノシートも付録のものです。映画雑誌の「ロードショー」の付録、ブルース・リーの語りを収録したソノシートです。
スポンサーリンク
ブルース・リーは哲学を語らせても一流
ブルース・リーは、カンフー映画の草分け的映画スター。そのカリスマ性の大きさはいまでも多くのファンがいることでもわかります。
ブルース・リーが武道哲学を語った声を収録したソノシートのジャケットは右側。雑誌「ロードショー」の付録のものです。ブルース・リーが亡くなって7周忌の追悼企画としてつけられた付録。
左は「ドラゴン危機一発」の主題歌のシングルレコード。このレコードにもブルース・リーの映画のセリフも収録されています。
ジャケットを開くとソノシートが収められています。このソノシートの内容は、「グリーンホーネット」が撮影されたころに録音されたもので、「My way of Kung-Fu」というタイトルでレコードになったものから抜粋されています。
ブルース・リーの語りが収録された動画などは数も多くはなくすでに公表されているので、このソノシートの内容はいまでは特に珍しいものではありませんが当時にしてもれば雑誌の付録としてソノシートで本人の声が聴けたことは喜ばれたことでしょう。
ブルース・リーの武道哲学では、映画「燃えよドラゴン」でのフレーズ「Don't think.Feel」が有名。それに続く哲学が聴けるか、このソノシートにも期待してしまいます。
内容はすべて英語で語られています。雑誌の読者に宛てた挨拶があり、本編は解説のあとにそれぞれブルース・リーが語る哲学のフレーズが収録されています。収録されているフレーズは4つ。ここではフレーズの内容については記しませんが、どれも奥深い意味合いを持っています。
また内容の多くは解説のナレーションが、フルバージョンがレコードとして発売されていてその宣伝も兼ねている付録として考えればこの程度も満足できるのではないでしょうか。付録のソノシートらしいボリュームといったところ。
ソノシートのジャケットの内側にはナレーションとブルース・リーの語りの英文と翻訳文も掲載されています。録音最後には、映画の収録音からのブルース・リーの「アチョー!」というあの叫び声の怪鳥音が「おまけ」として入っていてファンへのサービスも忘れていません。
- 当ページのリンクには広告が含まれています