昭和歌謡

軍歌、戦時歌謡の取り扱いについて

アナログファンでは、軍歌、戦時歌謡などのレコードを取り上げて紹介しています。当サイトにて軍歌、戦時歌謡を取り上げる意義などについてご説明いたします。

スポンサーリンク

昭和に生まれた歌として軍歌も取り上げている

第二次世界大戦後、日本は戦争を放棄し今後一切戦争には加担しないと憲法にしるし今日まで至りました。そんな時代背景から現代でも戦時を振り返る時も、戦争に加担している内容の映画や書籍、歌などの著作物を少しでもほめると「戦争美化」と非難されるため、アナログファンで軍歌などを取り上げる理由について簡単に説明いたします。

当サイトの管理者としては、戦争には反対のスタンスです。第二次大戦で焼け野原にされた戦争の歴史を振り返ると、この戦争を避けていたら今頃はまだたくさんの貴重な建築物、歴史資料、文化財が日本には残っていたはずと悔やむばかりです。

しかし、戦争には反対だから戦時に作られた著作物等をすべて「戦争美化するもの」として除外してしまうということには異議を唱えます。

軍歌の歌詞は厳しく検閲され軍部に不利なものは排除されたそれこそ「戦争美化」されたものです。それを今聞いたからとて、いざ戦争へ!という気持ちになるかといえば歴史を十分に振り返ることができる現代ではそんな短絡なものではないと考えます。

アナログファンで軍歌を取り上げるのは、昭和の時代に作られた曲として取り上げているのに過ぎないわけです。その歌詞の内容が「戦争美化」であろとう曲調を褒めようとそれは戦争を褒めているわけでなく、その歌詞、曲、作者、歌手についてへの賛美です。

昭和の歴史を振り返るのに戦時は避けては通れません。戦争という時代があった証しを知るためには、軍歌、戦時歌謡は格好の著作物なのです。

あくまで歴史の中で生まれた昭和歌謡のひとつとして取り上げているというスタンスであることをご理解いただければ幸いです。

  • 当ページのリンクには広告が含まれています

-昭和歌謡