カセットテープ・レコード

コンパクトでデジタル録音もできる エバリエント ポータブルレコードプレーヤー PT-208E

できるだけコンパクトサイズのレコードプレーヤーはないかと探していたときに見つけたのが「エバリエント ポータブルレコードプレーヤー PT-208E」。小さいカバンに入れて持ち歩けるサイズで手軽に使えるレコードプレーヤーを試してみました。

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エバリエント ポータブルレコードプレーヤーのコンパクトさは悪くない

レコードプレーヤーは場所を取る代物。住宅事情などによっては、できるだけコンパクトなプレーヤーがあればいいと思っている方もいるはず。または、プレーヤーを持ち運んで、場所を問わずにレコードー鑑賞をしたいという楽しみ方もあります。そのためにはサイズの小さなプレーヤーが必要です。

エバリエント ポータブルレコードプレーヤーは横長に作られたデザイン。サイズは、38.5 x 15.9 x 12.5 cm。重さは約1.2キロ。持ち歩くのにも適したサイズです。

本体のカバーを開けてレコードをセットします。

シングル盤には、EPアダプターをつけてターンテーブルにレコードをセット。カバーは開けたままでも再生はできます。

LP盤をセットするとこのようにレコード盤がプレーヤーから大きくはみ出す形に。

スピーカーは、底面に2Wのスピーカーがひとつ。低音が弱くカリカリとした高音が響くような乾いた音質に感じました。値段も安価なプレーヤーですから、音質のチープさは致し方ないところでしょう。それでもとりあえずレコードを聴くことは十分できます。

このポータブルレコードプレーヤー PT-208Eのもうひとつの特徴は、レコード音声をUSBやSDカードにデジタル録音できる機能があるところです。本体の背面には、USB端子がついています。またMP3の音声データを本体で再生させることも可能です。

SDカードスロットは側面に設置。

電源ボタンと各種切り替えのスイッチ。単純なスイッチ類なので操作も簡単。

AC電源アダプターが同梱されてますが、本体には単三電池6本の収納部が設置されています。電池を使えば外部電源を使わずに使用することもできます。例えば、野外でのレコード鑑賞もできてしまうわけです。小回りはとにかく効くプレーヤーです。

デメリットのひとつは、針圧が足らないのかレコードによっては針飛びを起こす場合があるところです。安価なこの機種にはもちろん針圧の調整機能なんてありません。針圧調整のために1円玉1,2枚をカートリッジ上にテープでつけてみると、針飛びが解消されました。高機能のプレーヤーではこんな調整方法は必要ありませんが、チープな機種ならではのプレーヤーの楽しみ方ととえてみるのもいいかもしれません。

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