フイルム写真のデジタルデータへの変換
2019/01/30
フイルムカメラで写真は撮ってもパソコンやスマホなどのデジタル機器でもその写真を鑑賞したり利用できればベストです。写真プリントやネガ・ポジをデジタルデータに変換すればデジタル端末でもフイルム写真をあつかうことができるわけです。フイルム写真をデジタルでも扱うハイブリッドな写真の楽しみ方の第一歩がデジタル変換です。
スポンサーリンク
スキャナーを使えば簡単デジタル変換
写真プリントやフイルムをデジタル変換するのに必要なのがスキャナー。スキャナーも様々な機種があります。フイルムのスキャンやコピー機も兼ねるフラットスキャナーやフイルムスキャン専用のフイルムスキャナーが主なもの。
フイルムの本数が多かったり、これからフイルム写真を本格的に始めるのであればフイルムスキャナーを持っていてもいいかもしれません。しかし、フイルムの本数も少なかったりたまにフイルムに撮影する程度ならあえてフイルムスキャナーを持つまでもないです。
いまは写真店ではフイルムのデジタル変換してくれるサービスがあるのでそのようなものを利用したほうがコストパフォーマンスはいいでしょう。スキャナーの性能の差もデータには影響するので、写真店で使っている業務用のものでスキャンしたほうが家庭用スキャナーを使うよりはきれいなデータに仕上げてくれます。またスキャンする際はほこりの除去などにも気を使うので、任せてしまったほうが確実と言えます。
それでもスキャンは自分でしてみたいという方に現行スキャナーをいくつか挙げておきます。
デジカメでフイルムを写し撮るスキャンの方法
単純に考えればデジカメでフイルムを直に写し撮ってしまえば簡単にデジタルデータにできるのにと考えた方はいませんか?まさにその単純な方法でデジタルデータにできる写真用品がかつてはありました。それが「デュプリケーター」。本来はデジタルカメラが全盛になる前にポジフイルムの複製を作るデュープ作業をするために作られたもの。これを使えば直接デジカメにフィルムを写し撮ることができてしまいます。
「デュプリケーター」はカメラに取り付ける本体とフイルムを挟むフォルダーからできています。一眼レフカメラのレンズを取り付けるように本体を取り付けます。
フォルダーにもとになるフイルムを挟みます。ここではネガフイルムを挟んでいます。
一眼レフカメラに取り付けた本体にフイルムを挟んだフォルダーを差し込みます。光源に本体を向けて光で透かすようにしてファインダーなどから像を確認。ピント合わせ、露出を設定して撮影していくという手順です。撮影するには少し慣れが必要ですが、簡単にデジタルデータに移し替えるひとつの方法としては有効です。
現行では販売されていませんが、中古カメラ店などで手に入るかもしれません。
- 当ページのリンクには広告が含まれています